不動産鑑定評価は実践理論です。 このサイトでは、不動産鑑定評価における 様々な問題点を考えたいと思っています。

戦後の高度成長期、バブル期、バブル崩壊期を経て、 不動産の価格は大きく変化しました。 一方、この間の賃料の変化は比較的緩やかでした。 価格と賃料の変化に対応して市場参加者の不動産に 対する考え方も変わりつつあります。 このサイトでは、不動産の価格及び賃料の適切な 経済価値を判定することを使命としている 不動産鑑定評価における様々な問題点を、 忌憚なくかつ背伸びせず述べていきたいと 思っています。

18. 「賃料評価の問題点」についての研修会を終えて

今年の研修会(中国地区)では賃料評価を問題点として採用した。
賃料の鑑定評価は、まず、地代と家賃に区分され、それぞれが新規賃料と継続賃料に区分される。
通常、「賃料評価の問題点」というと、継続賃料を指すことが多いと思われるが、新規賃料にも大きな問題があり、また、地代か家賃かによって、その性格も大きく異なることから、一概に「賃料評価」全体の問題点を把握することは困難である。続きを見る...

17. 「意見書か証明書か」

平成22年1月に国土交通省において、「不動産鑑定士が不動産に関する価格等調査を行う場合の業務の目的と範囲等の確定及び成果報告書の記載事項に関するガイドライン」(以下、単にガイドラインという。)が制定されている。
この中で、不動産鑑定評価基準に則った鑑定評価とそれ以外の価格調査等を区分し、その定義において“不動産鑑定評価基準の全ての内容に従って行われる価格等調査”が、不動産鑑定評価基準に則った鑑定評価とされている。続きを見る...

16. 「恩師の引退」

ホームページを開設して5年が過ぎた。
今年はあまり更新できなかったことを反省している。
昨年は、「正常価格」といういままで私の中で非常にもやもやとしていた難題に取り組み、なんとか私なりの結論には至った。しかし、不動産鑑定評価基準で明確に定義している正常価格を、今後どのようにしていくかについては、多くの問題点が残っている。続きを見る...